![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/cache_Messagep96164-1-1024x783.jpeg)
オリエンタルな隠された美 -hidden beauty-
香美人-kobijin- × モダンスタイル茶道 魅惑のレッスン
では、初の試みである「室内香(ポプリ)」or「塗香(ずこう)」
をお選びいただき、香りの調合をしていただきました。
![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7135-782x1024.jpg)
「塗香」に関しては、数多くのレッスンで
ご紹介させていただいているので→ こちら をご参考に。
![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7115-1-768x1024.jpeg)
室内香(ポプリ)について簡単にご紹介しますね。
「ポプリ」とは、花や葉、スパイス、ハーブ
ドライフルーツ、木の実などに
天然精油や合成香料を混ぜ合わせ熟成させて愉しむ
室内香の一種です。
![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/411322CE-805C-4ED6-BD56-BB798040B1CB-1-768x1024.jpeg)
今回のイベントでは、お香の原料に
触れて、見て、香りを聞いて
そのルーツを知っていただきたく
次のような、香原料をセレクトしてみました。
![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7201-1024x768.jpg)
↑ 《大茴香 (だいういきょう)》
星型の形が可愛らしい大茴香。
別名、八角・スターアニスとしても知られています。
豚の角煮をはじめとした、料理のスパイスとしても多用。
インフルエンザの治療薬「タミフル」の
原料であることも有名です。
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その昔、万病に効く幻の実、として珍重され
アーユルヴェーダでも重要薬物とされています。
室町時代には
訶子の実を入れた《訶梨勒(かりろく)》という掛香を
魔除けの意味合いで、飾りました。
![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7202-1024x768.jpg)
↑《芍薬(しゃくやく)》
茶色い香原料たちに、華やぎをもたらしたく
今回は鮮やかな芍薬のドライフラワーを用いました。
芍薬はお香の原料ではないのですが
名前に《薬》がついていることからも
お香の原料同様に、芍薬の根は
女性ホルモンの分泌を整える漢方薬としても
珍重されています。
![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7114-1024x768.jpeg)
その他「藿香(かっこう)」「桂皮(けいひ)」等の
個性あふれる香原料も用い
天然精油と、合成香料をバランス良く調合し
「ポプリオイル」とともに桐箱にて
お持ち帰りいただきました。
![](https://ko-bijin.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7142-1-643x1024.jpg)
香りは「記憶」を司る脳の領域と
密接に関わりあっています。
今回のイベントのひとときを
「香り」とともに
思い出してくだされば幸いです。
③へ続く・・・。