オリエンタルな隠された美 〜hidden beauty〜
香美人-kobijin- X モダンスタイル茶道 の魅惑のレッスン
5/13.14 雨脚のお強い中にも関わらず
20名様以上がご参加くださり
アラマンダホテル青山
ジュニアスィートルームにて開催しました。
香と茶道の関係は深く
香を焚き身の穢れを取り除き精神を清めます。
あからさまに魅せたり表現するよりも
どこか隠されたあえて全てを見せないことで
より強い美と魅力を引き出す ”hidden beauty”
イベントタイトルとして提案してくださった
《オリエンタルな隠された美》
その言葉に想いを馳せながら
念願だったコラボイベントの準備や
《隠された美》という観点からの
新たな香の世界への探求の旅にでた私です。
香り高い香木や漢方薬の原料でもあるお香の原料は
実は、日本で生育する植物はほとんどありません。
全て、仏教伝来頃、大陸を渡り、日本に伝わりました。
当時の人々は心を奪われてしまったそうです。
↑大茴香、芍薬、桂皮、かっ香をあしらったポプリ(室内香)レッスン
↑「夏の香」とも呼ばれる「白檀」をメインに調合した、塗香(ずこう)レッスン
日本に渡り、その時代の人々の心や暮らしに寄り添いながら
1400年以上続く、お香の文化。
さらに、「お香」「香道」では
香りを「嗅ぐ」「匂う」ではなく
香りを「聞く」と表現します。
五感を、感性を
そして心を研ぎ澄ませて、香りを「聞く」。
そんな表現にこそ「お香」のもつ
隠された、魅惑的な美しさが
秘められているのだと感じています。
②へ続きます・・・。