古代から、「香りの強いものは邪を除ける」
「ある種の香原料を身につけたり部屋に飾ると
仏のお加護が得られる」と信じて
「香」を日々に取り入れれきました。
そもそも「お香」のルーツ=「仏教」
神様、仏様、大自然、祈り、大いなる存在・・・
目には見えないけれど、確かに存在する力。
香りが「天に立ち上る姿から」
「香」は目には見えない領域においても
切っても切り離せない関係です。
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写真は、「訶子の実(かしのみ)」
インド原産の植物で、諸病を治す薬として
重宝されていたことから
魔除けとしてその実を袋に入れて
床柱に飾ったと言われています。
室町時代から続く縁起物の掛け飾りであり匂い袋
「訶梨勒(かりろく)」には、必ずこの
「訶子の実」が、お香とともに入っています。
生きていると、様々なことがあります。
ほんと「魔」としか言いようがないような
理不尽なこと、解せないこと、なんで・・・ということ。
そんなとき、こんな風に捉えています。
「あぁ、今、宇宙貯金しているんだな」と。
目の前に起こることに振り回されず、高い目線を持ってみる。
相手の幸せや、成長や、笑顔になることを選ぶ。
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目に見えないところで、徳を積み
誰かの幸せを願った行いは
自分に返ってくる。
若干の時差はありながら。笑
人は、蒔いた種の花が咲く。
逆に言うと、蒔いた種の花しか咲かないのです。
抽象的な表現になりますが
こうして、毎日「香」に触れていると
ご縁の質や、タイミング、人生の流れが
不思議と整ってきます。
私が「香」をライフワークにする中で
日々感じているのは、邪を払い
見えない領域での、何か果てしない力。
レッスンにお越し下さったみなさまの幸せを願い
10月は「訶子の実」をおひとつ、お渡ししています。
レッスン情報は → こちら
プライベートレッスンは、11月〜受け付けております。
ご希望日を2、3挙げていただければ幸いです。