想い、繋がり、温もり、こころ、、、。
目には見えないけれど
私たちの大切な部分に、確かに在るもの。
そんな存在を「香」に託して。
イベントでは、三井の故郷でもある
ご協力いただきました。
「香」の部では、「文香」を調合。
「文香」のルーツは、平安時代。
姫君への恋文をしたためるのに選んだ「和紙」
その和紙に焚き染めた「香」。
想いを運ぶ、大切な役割。
杉原商店の杉原社長曰く
「紙漉きの技術を学びたいという後継者は
たくさん存在する。
紙を漉く道具も場所も余っている。
でも、圧倒的に足りないのが
和紙の需要。
メールが当たり前の時代。
1日に何通も送るメールのうちの1通を
和紙の手紙にしていただければ
洋紙にはないその温もりと
手書きのもつ想いが伝わり
送る側、受け取る側
そして、和紙の産地も皆が幸せ。」と。
イベントでは
白檀、龍脳、大茴香、甘松
桂皮、麝香、、、
それぞれの香原料のもつストーリーを
お話しながら
「源氏香」をあしらった
オリジナル和紙への移り香を愉しむ
世界にたったひとつの「文香」を調合。
大切な人へ。
想いの架け橋となりますように。
お土産の、杉原商店様の懐紙も
皆さまにお喜びいただきました。