レポ③【香を奏でる。】

「いい香り同士を合わせて、いい香りになるのは、当たり前。

何これ?というような個性的な香原料や

主役にならないような香原料を

絶妙なバランスで組み合わせることで

見事に美しい調合になる。

それが、”お香”の大きな魅力。」

これは私が「香司」(香を調合する人のこと)

の学びでご縁をいただいた

「薫物屋香楽(たきものやからく)」

香の師匠の、忘れられない言葉。

12/2.3「茶×香」コラボレーションイベント

「香」の部では、「文香」を調合。

老山白檀、龍脳、大茴香、甘松、桂皮、麝香、、、

どこかで出会った記憶がある香原料たちの

個性溢れる各々のストーリーをお話しながら

皆さま、それぞれに文香の移り香に想いを載せて

個性溢れる香の調合をお愉しみいただきました。

また、今回のイベントでは香の師匠の粋なはからいで

大変希少な香木「沈香(じんこう)」を貸していただきました!

長い長い年月をかけて樹脂化が進行し

幽玄な香りを醸す「沈香」はまさに

「自然遺産」のような、希少な存在。

1g ◯万円で、取引される、希少な沈香。

大切にみなさんで鑑賞させていただきました。

アンティークのお着物の着こなしが

なんとも素敵過ぎて!!!

ご参加いただいた「茶」の部・溝呂木真紀子先生の生徒様に

たくさん、撮影にお付き合いいただき、ありがとうございました♪

香、茶、着物、和紙、設え、、、

そして

皆さまと一緒に奏でる空間。

一期一会に感謝。